涙雫のなみだ

メンヘラ気質の女の戯言

気質、ってだけ。

実際にメンヘラっていう名前の病気があるわけじゃない。

 

ただ、メンヘラって言うと、普通の人はどんな事想像するんかな、リスカして、精神安定剤飲んで、めんどくさくて...ヤンデレと区別がつかない人も多いと思う。

 

実際あたしも、別にメンヘラに詳しくわけでもなんでもない。

ただ周りにメンヘラってよく言われるだけ。

でも自分ではなんか違うと思うから、メンヘラ“気質”ってだけ。

 

 

メンヘラっていえば、恋愛依存、恋人依存とか、そういうイメージがある。

 

そういう点に関しては、昔はメンヘラって言われても否定できなかったのかもしれない。

 

ただ居場所があればそれでよかった、別に好きでもなんでもない。だから無理に触れられると気持ち悪くてやめてって言ってたし、恋人同士がするようなことはできればしたくなかった。

 

ただ病んでる時話を聞いてくれるだけでよかったから。

 

 

でも今は違う、逆に、嫌われたくないから病んでても、辛いことがあっても、あたしが笑ってたらあの人も笑ってくれるかなって思って、頑張りたいって思える。

 

きっとあたしなんかより何倍も何倍も辛いんだ、あたしなんか全然大したことないんたまし、気にしないでほしい、できればずっと笑っててほしい、あたしが毎日幸せにしてあげたい。「死にたい」って思わなくなるまで。

はじめてこんなこと思った。

 

 

迷惑かけたくないんだ、もう嫌われたくないから。そう思ったら思うほどこれは言わない方がいいかな、なにしたら笑ってくれるかな、トークセンス皆無のあたしにそんなことできるのかな...って、結局病むんだけど、どんな薬飲んで精神落ち着けるよりも、笑った顔が見れたら一緒で落ち着く。

 

これもこれで、依存症なのかな。

 

ずっと一緒にいたい。

何をする時もそばにいたい。

なんでもしてあげたい。

喜ぶ顔が見たい。

できれば死ぬ瞬間まで、

一緒に笑ってたい。

 

そんくらい、依存してんのかな。

 

病院にいって「あなたはメンヘラです」「あなたは恋愛依存症です」「あなたは恋人依存症です」って、言ってくれるなら、少しはこのモヤモヤも晴れるんかな。

 

悩んでるわけでもないし困ってるわけでもない、ただただ好き、って思うのが生まれて初めてで、なんだか不思議な感覚なだけ。でもなんかそれがまたふわふわしていいきもち。

 

人は、初めて人を好きになった時じゃなくて、初めて人を大切に思えた時、こんな感情なんやろか。